HPの「Hard Disk 1 (301)やHard Disk 2 (302)」など原因と解決法とパソコン修理事例

パソコン修理・データ復旧 ケーズファクトリー

パソコン修理・ハードディスク交換(HDD交換・SSD換装)を宅配修理で全国対応!パソコンのHDD交換とSSD換装が格安

  1. パソコン修理・データ復旧
  2. ハードディスク交換(HDD交換修理・SSD換装)
  3. SMARTエラー
  4. Hard Disk 1 (301)

最終更新日

HPのパソコンで「Hard Disk 301 エラー」の原因

HPのパソコンでHard Disk 3F0 エラー

Hard Disk 301 エラーメッセージの概要

SMART Hard Disk Error
The SMART hard disk check has detected an imminent
failure. To ensure on data loss, please backup the
content immediately and run the Hard Disk Test in
System Diagnostics.

Hard Disk 1 (301)

Windows11やWindows10などのHP製パソコンで起動させてもWindowsが起動せず「Hard Disk 1 (301)」と言うエラーコードが表示され停止してしまう故障もあります。

Hard Disk 1 (301)のエラーは

のメッセージとセットで表示されるエラーコードです。

「Hard Disk 1 (301)」と類似するエラーコード

HPのパソコンで「Hard Disk 1 (301)」と同様のエラーコードが表示されWindowsが起動せずUEFI/BIOSレベルのまま起動が止まる症状としては

  • 「Hard Disk 2 (302)」
  • 「Hard Disk 3 (309)」
  • 「Hard Disk 4 (30A)」
  • 「Hard Disk 5 (30B)」
  • 「Hard Disk 6 (30C)」
  • 「NVMe SSD (313)」

などがあります。

これらはSMART Hard Disk ErrorでありHard Disk 1 (301)の部分がHard Disk 2 (302)などHDD/SSDの接続ポートだったりNVMe SSD専用のエラーによりこれらのエラーコードに変わります。

またHP製パソコンで同様のエラーとしては

  • 「1720-SMART Hard Drive)」

があります。

あとSMART Hard Disk Errorではありませんが類似するHDD/SSDのエラーコードとしては

があります。

エラーの原因

「SMART Hard Disk Error」はSelf-Monitoring, Analysis and Reporting Technology (略してS.M.A.R.T.)と言うHDD/SSDの自己診断機能により異常が検出された場合に表示されるエラー画面です。
このエラーに付随してHard Disk 1 (301)やHard Disk 2 (302)などのエラーコードが表示されます。
これはHDD/SSDが機械的(物理的)に壊れている・壊れかけている事を意味します。

一般的にはHDD/SSDのSMART値の各パラメーターの標準値がしきい値を下回った事をパソコンが検知するとSMARTエラーを警告します。
SMARTエラーが検出されたHDD/SSDは使用するべきではございません。

「Hard Disk 1 (301)」の修理事例 HDD/SSDの交換

HPのパソコンでHard Disk 1 (301)のエラーはHDD/SSDのSMARTエラーです。
HDD/SSDを取り替えなければ修理できませんしHard Disk 1 (301)を解消する事もできません。

HP Pavilion Aero

今回修理を承ったHPのパソコン

上記301エラーを発しているパソコンはHP Pavilion Aero 13-be0037AUと言うノートパソコンでWindows11が起動しなくなってしまい修理を承ったものです。
Hard Disk 1 (301)と表示されていますが実際にはHDDではなくSSDが搭載されております。

修理前の症状

当初お客様からはパソコンを起動すると「SMART Hard Disk Error」が表示されエンターキーを押しても「SMART Hard Disk Error」の画面に戻りWindowsが起動できないと言うものでしたが、何回か起動確認してみたところ時には

と表示されたり

と言う表示から進まなくなりフリーズしたりと言う症状も確認できました。

Hard Disk 1 (301)のコンディションは主に2通り

Hard Disk 1 (301)のコンディションは大まかに2通りに分けられます。

  • Hard Disk 1 (301)エラーでもまだWindowsが起動できるパソコン
  • Hard Disk 1 (301)エラーでWindowsも起動できないパソコン

です。

起動を継続・続行してWindowsが起動・稼働できるのであればHDD/SSDが故障しているけども、まだ何とかWindowsが動作できる状態。
Windowsが起動できないのであれば起動できない程HDD/SSDが壊れている状態と言う事になります。

HDD/SSDのコンディションで対処法・修理の方法も変わる

何れにしてもHDD/SSDが故障している場合は交換が必要ですがどのようなコンディションなのかで対処法・修理の方法も変わってきます。

それぞれの修理は

の方のページで解説しておりますのでご参照ください。

「Hard Disk 1 (301)」エラーの修理はお任せください

13-be0037AUはHP Pavilionシリーズのパソコンではありますが、この機種に限らずHP ENVY
やOMENやSpectreやHP ProBookやHP EliteBookなどHP(ヒューレットパッカード)のWindows11やWindows10などのパソコンであれば同じ問題が発生すると「SMART Hard Disk Error」や「Hard Disk 1 (301)」などのエラーコードが表示されるパソコンがあります。

当店ではHDD/SSDが故障してWindowsが起動できないパソコンの修理・HDD/SSD交換修理をメーカー修理より格安にて行っております。

「SMART Hard Disk Error」や「Hard Disk 1 (301)」エラーが表示されるHP・ヒューレットパッカード製ノートパソコン・デスクトップパソコンや液晶一体型パソコンの修理は是非当店のハードディスク交換サービスをご検討ください。
HPのメーカーで修理対応期間・保守期間が終了したパソコンでも対応しております。
お気軽にご相談ください。

「Hard Disk 1 (301)」をHPの診断ツールで確認

HPのパソコンには診断ツールが搭載されています。
これでHard Disk 1 (301)のエラーが出ているHDD/SSDを検査する事ができます。
しかし実行すると余計な負荷がかかり更に状態を悪化させるリスクが高まります。

もし大切なファイルがある場合はUSBメモリや外付けHDDにコピーを取り余計に壊れても大丈夫な状態にしてから診断を試すべきです。

データのバックアップが困難な場合

もし困難な場合、当店ではHDDやSSDが故障したパソコンから必要なデータを取り出すデータ復旧サービスを行っております。
データ復旧サービスでファイルの取り出しのみを承る事もできますしパソコン修理(HDD/SSD交換)と同時に承る場合はより安価に対応する事ができます。

「Hard Disk 1 (301)」であれば基本的に当店でデータ救出可能です。
状態が悪化するとデータの取り出しが難しくなりますので以後パソコンを動作させないままご相談ください。

HP PC Hardware Diagnostics UEFIで検査する

Hard Disk 1 (301)のメッセージの下にF2 - System Diagnosticsと表示があります。
「F2」キーで診断プログラムを立ち上げます。
この黒い画面のHP PC Hardware Diagnostics UEFIはBasic PC Hardware Diagnosticsとも言われUEFI/BIOSレベルで動作するツールです。
HP製Windows11やWindows10のパソコンでは、このツールが備わっています。

HP PC Hardware Diagnostics UEFI

HDD/SSDをテストしたい場合はStorage Testsに合わせて「エンター」キーを押して次の項目は
Hard Drive/SSD Testsの項目で「エンター」キーを押します。

Quick Check

Hard Drive/SSD Testsでは2つのテスト項目が選択できます。
「Quick Check」は簡易テスト「Extensive Check」は詳細なテストです。
Quick Checkから実施しますので「エンター」キーを押します。

Quick Checkの結果

ここで「No hard drive installed. Please check that the power and data cables are connected properly.」と表示された場合は

故障です。
SMART CheckあるいはShort DSTでWARNINGやFAILEDとなるものはHDD/SSDの故障です。
ちなみに両方ともPASSEDとなった場合はExtensive Checkを実行します。

Extensive Checkの結果

詳細チェックは時間がかかります。
Long DSTでWARNINGやFAILEDとなるものはHDD/SSDが一部損傷しています。
PASSEDとならないHDD/SSDは交換修理が必要です。

しかしHard Disk 1 (301)のエラーが出ているHPのパソコンで処置をする前に診断をしても意味がないと思います。
すでにHard Disk 1 (301)だと教えてくれているからです。
そのままご相談いただく方が最善とは思いますが何れにしても最善の処置・修理を目指しますのでお困りの際はお気軽にご相談ください。


関連情報