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割れた液晶パネルの交換修理 (富士通ESPRIMO液晶一体型パソコン)
液晶パネルが割れて殆ど表示できない液晶一体型パソコンの修理
富士通ESPRIMO液晶一体型パソコンの液晶パネル交換修理です。
液晶一体型パソコンの場合は移動とかしませんので液晶パネルが割れてしまう原因は誤ってパソコンを倒してしまって割れるケースが大半だと思います。
割れてしまった液晶パネルを修理するには液晶パネルの交換が必要です。
今回液晶パネルの修理を行うパソコン
今回液晶パネルの交換修理をするパソコンは富士通の液晶一体型パソコンでESPRIMO FH53/YDと言う機種です。
Windows10の富士通製パソコンです。
富士通ESPRIMOの液晶一体型パソコンでも同じ形をしたパソコンであれば、液晶パネル交換修理も同じ流れで交換する事ができます。
こちらの液晶パネルを交換して正常に画面が映るようにパソコンを修理します。
交換前 液晶パネルの故障・状態を確認
こちらの液晶一体型パソコン。
パソコンを起動させてみましたが液晶パネルが割れて殆どが真っ黒になり画面の左側が僅かしか映りません。
画面右側はほぼ真っ黒で液晶漏れも発生しています。
しかしWindows10のサインイン画面まで一部映像が確認できましたので液晶パネルのみの故障と判断しました。
このように液晶が割れた一体型パソコンを修理する場合は液晶パネルを取り替えないと正常な画面表示に復旧できません。
交換する液晶パネルを選定
富士通ESPRIMOの液晶一体型パソコンも様々な液晶パネルが搭載されています。
液晶パネルを交換する際には交換前に液晶パネルの仕様を確認する必要があります。
今回の一体型パソコンの液晶パネルは23型ワイド液晶で解像度フルHD(1920×1080)のLEDバックライトの液晶パネルが搭載されていました。
液晶パネルであれば何でも取り付けられると言うものではありませんので、パネルのサイズ・解像度・接続ピン数・表面処理がグレア(光沢)なのかノングレア(非光沢)なのかなど仕様が適合する液晶パネルで交換していきます。
液晶パネルの交換方法は様々
富士通ESPRIMOの液晶一体型パソコンもパソコンにより液晶パネル交換修理の方法は様々です。
液晶パネルを交換するには、まず元の液晶パネルを取り外さなければなりません。
液晶パネルを取り外す為に、一体型パソコンを分解して液晶パネルを外すところまでたどり着かなければならないわけですが、そこまでの工程もパソコンにより色々あります。
パソコンの構造によっては前面の液晶ベゼルを取り外して交換するパソコンやマザーボードまで取り外さないと液晶パネルを交換できないパソコンまで色々あり交換・修理の方法も変わってきます。
今回の一体型パソコンは、まず液晶パネルを取り外す為に、裏面のカバーを取り外して行きます。
液晶パネル交換の為に裏面カバーを取り外した内部
液晶パネルの交換修理はお任せください
富士通のメーカー修理で液晶パネルの交換・修理の料金が高すぎてお困りのお客様。
当店では安価に富士通ESPRIMO液晶一体型パソコンの液晶パネル交換修理を行っております。
液晶パネルが割れてしまった・画面が真っ白・真っ黒・液晶画面に線が入る・表示が乱れるなど液晶パネルの故障と思われるパソコン。
液晶パネルの交換を要する一体型パソコンの修理をご検討されているお客様。
お気軽にご相談ください。
富士通液晶一体型パソコンの液晶パネルを交換・修理の様子(液晶パネル取り外し)
液晶パネル交換修理の為に富士通ESPRIMOを分解
こちらの写真は富士通ESPRIMO液晶一体型パソコンの液晶パネルを交換する為にパソコンを分解している状態です。
パソコン本体裏面のカバーを外し、更に覆われている鉄板のカバーも外して、ようやく内部を確認する事が出来ました。
この状態でも、また液晶パネルは取り外せません。
液晶パネルに繋がっている映像ケーブル接続部
映像信号の液晶ケーブルを液晶パネルから取り外します。
液晶パネル交換の為にケーブル・コネクタを外す
更にLEDバックライト系統のケーブルも液晶パネルから取り外します。
コネクタを破損させないよう慎重に外します。
割れている液晶パネル交換を取り外す
こちらの富士通ESPRIMO液晶一体型パソコンは最終的にマザーボードやHDDやヒートシンクファンなど丸ごと取り外さなければ液晶パネルまでたどり着けません。
液晶一体型パソコンの中でも液晶パネルの交換が難しく修理が大変な構造でした。
富士通液晶一体型パソコンの液晶パネルを交換・修理の様子(液晶パネル取り付け)
富士通ESPRIMO液晶一体型パソコンに取り付ける正常な液晶パネル
今回富士通ESPRIMO液晶一体型パソコンに取り付ける新品の液晶パネルです。
割れて故障した液晶パネルを取り外して正常な液晶パネルを取り付けます。
液晶一体型パソコンの液晶パネルは基本的に大きくて重いので交換も大変です。
あとはパソコンを分解と逆の手順で組み戻して行きますが、完全には組戻しません。
最低限パソコンが起動して画面の表示が確認できる状態になるまで仮組み戻しします。
液晶パネルのコネクタと液晶ケーブルの接続が甘かったりすると正常に映らない場合がありますので、もし何か問題があった場合にまたネジを外してカバーを外して分解して接続を確認したりなど余計な手間がかかってしまうからです。
液晶パネル交換後の画面表示
仮組み立て状態でパソコンを起動させ正常な画面の映りが確認できれば完全に組み戻して元通りにします。
完全に組み戻したら、もう一度パソコンを起動させて表示に問題なければ富士通ESPRIMO一体型パソコンの修理・液晶パネル交換は完了です。