電源コネクタの修復・交換(ノートパソコンのDCジャック修理)

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ノートパソコンの電源コネクタ修復やDCジャック交換修理

破損した電源コネクタを交換して修理する

破損した電源コネクタと修理の為に交換する電源コネクタ

ノートパソコンの電源コネクタ修理です。
パソコン本体側の電源コネクタをDCジャックとも言います。
一方ACアダプタ側の接続する方をDCプラグとも言います。
この接続部の不良でノートパソコンの電源が入らなくなってしまう故障もあります。

電源コネクタ修理の目的

修理の目的は電源コネクタの破損・接触不良でノートパソコンに電源が入らない。
電源が落ちてしまうと言う症状に対して電源コネクタ部を修復してノートパソコンの電源が入るようにする事。
電源が切れないようにする事です。

  • 電源コネクタの内部端子のはんだ手直し
  • ぐらつきを抑える為の樹脂固定
  • 電源コネクタ自体を交換して修理
  • 汎用の電源コネクタを加工して取り付け交換

などを行い電源コネクタからの電気供給を復旧させる為に修理を行うようになります。
必ずしも電源コネクタを交換して修理するものではありません。

ノートパソコンの電源コネクタが故障してしまう要因は主に

  • ノートパソコンの電源ケーブルを引っ掛けて電源コネクタが破損。
  • 電源コネクタの接続部がグラグラして電源が切れる。終いには電源が入らなくなった。

など外的要因での電源コネクタは破損や自然劣化による接触不良などの故障が想定されます。

内部破損以外に電源コネクタの修復・交換修理が必要と思われる症状は

  • ACアダプタを接続しても付け根がグラグラする。
  • 付け根がグラグラしていたが最後にはパソコンの電源も入らなくなった。
  • ACアダプタのプラグを動かすとパソコンの電源が切れる
  • バッテリー駆動になったりACアダプタ駆動に戻ったりする
  • ACアダプタのプラグを動かす位置によって電源が入ったり電源が切れたりする
  • 電源コネクタが奥に入ってしまいACアダプタが接続できない

などが想定されます。
これらのノートパソコンを修理するには電源コネクタの修復あるいは交換修理が必要あるいは必要な疑いがあります。

電源コネクタの故障・状態を確認

電源コネクタ・DCジャックの修復は、まず本当に電源コネクタの問題でパソコンの電源が入らないのかどうか確認しなければなりません。
ACアダプタの電圧を確認する。
電圧が確認できてもACアダプタ側が断線しかかっている可能性もありますので、テスタで電圧を測定している状態で若干ケーブルを動かして電圧が維持できるかどうか確認します。

問題なければACアダプタ単独で電源を入れてみると言う事になりますが、パソコンの電源が突然切れてしまうのはハードディスクによって良くありません。
更に故障させるリスクを高めます。

ハードディスクを取り外すかパソコンを起動させた際にWindowsの起動をさせずBIOS設定画面に逃げてしばらく待ちハードディスクのヘッドが退避してから電源コネクタ接続部(DCプラグ側)を若干動かしてパソコンの電源が切れるかどうか確認します。

ACアダプタのプラグを動かしてパソコンの電源が切れてしまうのであれば、電源コネクタ(DCジャック)の接触不良と判断します。
このようなノートパソコンを修理する場合はDCジャック・電源コネクタを修復する事によりパソコンの電源が切れないよう復旧させる事ができます。

電源コネクタの修復・交換修理はお任せください

当店では安価にノートパソコンの修理・電源コネクタの修復を行っております。
時々電源が切れていたが遂に電源が入らなくなってしまった。
電源プラグを動かすと電源が落ちる。
DCジャック内部を破損されてしまったなど電源コネクタの故障と思われるノートパソコンの修理をご検討されているお客様。
お気軽にご相談ください。

ノートパソコンの修理・電源コネクタ修復の方法・修理事例

NEC Lavieノートパソコンの電源コネクタを修理

電源コネクタが破損しているノートパソコンの修理

電源コネクタの修復・修理を行うノートパソコン

こちらのパソコンはNEC Lavie LS700/NのノートパソコンでWindows8.1搭載の機種です。
DCジャック部がグラグラしていて電源が入らないと言う故障で電源コネクタ修復の修理をご依頼をいただきました。
現状はWindows10になっていました。
Windows8.1でもWindows10でも電源コネクタを修理する事自体に関係はありません。

電源コネクタが陥没している

電源コネクタ修復前・DCジャックが陥没している

電源コネクタの状態を確認

ACアダプタを接続してみましたが、既にDCジャックが陥没している届かず完全に指すことも出来ませんでした。
パソコンの起動が確認できません。
DCジャック部が破損して故障しているのは明らかですしバッテリー残量があるうちは普通に稼動していたとの事でしたので、そのまま電源コネクタの修復作業に入ります。

電源コネクタ修理の様子(分解1)

電源コネクタを修理する為にノートパソコンを分解

電源コネクタ修復の為にノートパソコンを分解

まずはDCジャックが内部から確認できるところまで分解しなければなりません。
バッテリーやハードディスクや光学ドライブを取り外してパソコン本体のネジ類も外していきます。

電源コネクタ修理の様子(分解2)

更にノートパソコンを分解してケースを外す

キーボード側も外してタッチパッドや電源ボタン周りなどのフレキケーブルを外してファンも外してケース丸ごと取り外していきます。
電源コネクタの修復をする以前にDCジャックにたどり着くまでが大変です。

電源コネクタを確認

ノートパソコンの上面ケースを取り外した状態

ようやく電源コネクタを確認する事ができました。
写真の右上にDCジャックがあります。

破損しているDCジャック内部

破損した電源コネクタ・修理する箇所

まず内部が変形していてDCジャックが奥まで入り込んでいました。
また電源のプラス側が端子から剥がれていました。
これではパソコンに通電できません。

電源コネクタの修復開始

マザーボードまで繋がっているDCジャックのケーブルごと取り外して、はんだ付けで補修していきます。
補修後テスタで導通を確認して問題なければ元の位置に取付けて、その後DCジャックが動かないよう樹脂で固定していきます。

電源コネクタ修復後に通電・起動を確認

固定が確認できれば、次に分解状態のままパソコンの起動確認です。
無事通電して起動が確認できました。
BIOS設定画面を出した状態で電源プラグを動かして電源が切れない事を確認します。

問題なければパソコンの組み戻しです。
完全に組み戻した後、再度ノートパソコンの電源を入れて問題なければ、以上で電源コネクタの修復作業は完了です。

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